年の気象学による⾒見解 2012

2012年の収穫は非常に興味深い収穫年となりました。2012年2月までは落ち着いた冬だったのですが、2月2日から12日かけ、私たちの地域は例年以上の大雪となり、80cmほどの積雪となりました。<br>
3月から例年通りに徐々に温かくなり、5月まで晴天と風のある日が続きました。<br>
6月からは夏らしく気温も上がり、9月の収穫時まで暑く、乾いた日が続きました。<br>
晴天に恵まれた独特なこの年の収穫は天候に振回されることなく、計画的に収穫を進めることができました。例年より2週間ほど早い収穫となり、古い畑ではブドウの実を少し乾燥させるために、若い畑より2、3週間ほど遅く収穫しました。<br>
収穫したブドウの健全さやワインの品質からも、2012年は非常に良好な年だと思います。しかし、収穫量が少なかった2011年に比べ、より収穫量の低い年となりました